31日の大みそかから元日にかけて、冬型の気圧配置や寒気の影響で、北日本と東日本を中心に大雪のおそれがあります。初詣など移動が増える時期にあたるため、最新の気象や交通の情報に注意してください。
気象庁によりますと、大みそかにかけて、日本海を進む低気圧と前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、北陸から東北にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。その後、大みそかから元日にかけては、冬型の気圧配置や寒気の影響で、北海道や、東北と東日本の日本海側や山沿いを中心に所によって大雪になるおそれがあります。30日午後5時の積雪は、▽山形県大蔵村肘折で1メートル55センチ、▽新潟県魚沼市守門で1メートル49センチ、▽青森県の青森空港で1メートル42センチ、▽北海道幌加内町で1メートル40センチなどとなっています。元日以降、北日本は寒気の影響を受けやすく1月6日ごろまで気温が平年並みか低くなる見通しで、積雪が多い地域ではこのあとも雪の量が増えるおそれがあります。気象庁は、雪による交通への影響に十分注意し、雪崩や落雷、突風にも注意するよう呼びかけています。
これから初詣など移動が増える時期にあたることから、最新の気象や交通の情報を確認するようにしてください。
